CD Baby (海外向け) スタート 

CD Baby で、舟沢作品の販売が一部スタートしました。
海外在住の方はどうぞご利用ください。

なお、CD Baby と「デジタル・ディストリビューション」の契約をしましたので、iTMS,Napsterなどの有料配信も近日開始されるはずです。
ただ、世界中にあるダウンロード販売店のどこにどの程度行き渡るのかわかりません。販売開始日に至っては、CD Baby さんにも判らない(連絡が来ない)のだそうです。(大混雑だそうです)
ですので、ダウンロード販売をご希望の方は、気長にお待ち下さい。

(‥でも、当たり前ですが、CDの方が音質はいいです‥)
追記/補足を読む

金沢舞踏館公演 「重油との戦い」 のお知らせ 

金沢舞踏館公演 「重油との戦い」
演出:山本萌
音楽:舟沢虫雄

12月19日(火) 石川県 金沢大学角間キャンバス
入場無料
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金沢大学角間キャンバスにおいて、1997年1月に起きたロシア船籍ナホトカ号のC重油流出事故に関するフォーラムが行われます。入場無料、どなたでも入れるそうです。
12月19日(火)13時~16時のフォーラムの後半に、金沢舞踏館が約20分間の舞踏作品を踊ります。舟沢が音楽を書き下ろします。

金沢舞踏館 楽道庵ライブ 終了 

金沢舞踏館 東京ライブは、無事終了いたしました。
お越しの皆様、誠にありがとうございました。

多忙と廃墟 

今は「剥製にされた夏」を意識のメインに据えて生きていますが、
諸事雑事を含め、とても忙しいです。

今回白榊ケイさんが使用して下さる「夜明け前双つ」のジャケットをデザインしてもらうために、デザイナーの井原靖章さんに曲を聴いていただいたとき、井原さんが当時口にした印象の中に、
「フリードリッヒみたいなアルバムだな」
というようなものがありました。
当時、フリードリッヒという名前は非常に珍しく、神秘学の文献にいくつかの図像~それも殆どがモノクロ~が出ているだけの、殆ど知られていない画家でした。
やがて「C・D・フリードリッヒ」は日本でも有名になり、私が画集を入手したのは今年のはじめごろ。
「神の国は消え去った。それでも私は俗世に背を向け、廃墟となった神の国を見つめ続ける」
そういう意志を感じる絵画。
(当時ヨーロッパでは「心象風景画」というのは非常に珍しいものだったそうです)
画集を見ていて「こういう画も描いていたのか」と、いくばくかの違和感を伴う驚きをもって見たのは、
氷の海に座礁して廃墟となった難破船の絵。
何か、フリードリッヒの描く海と氷の廃船には、私の思う廃墟とは違うものがあります。
数年前の廃墟ブームも気にはしつつ、「自分が思う廃墟とは違う」と思っていました。
あまり語られませんが、実は「廃墟ブーム」というのは10年に1度くらいは周期的にやってくる、とてもポピュラーなものなのです。
70年代にも廃墟ブームがあり、80年代にも70年代を知らない廃墟ブームがあり、そうやって“前を知らない廃墟ブーム”は反復されてきました。
私は単純に、フリードリッヒの描く多くの廃墟同様、

“神の国”を去った唯物社会の私たちの心の奥底の廃墟を可視化したもの

としての廃墟に“本質”を見ており、それ以外は全て個人個人、時代時代に現象するバリエーションだと思っています。
ただ、何でしょう、心理学で言う「ヌミノース」というやつでしょうか、
「私が思う廃墟とはちょっとずれてる。でもここには私が意識化できていない何かがある」
という思いを感じることが増えて来ていたのです。
フリードリッヒの“氷の海で廃墟になった船”もそうですし、
個人的に好きな音楽家の方々の何人もが廃墟を撮ってブログに沢山載せていたり、
廃墟を名前と画像にした海外のバンドがmyspaceで“フレンド・リクエスト”してきたり。
今思えば、「私の知らない廃墟」がここ一年くらいで私の周りを取り囲むようになっていて、気にしてはいたのです。

全く急な話ですが、
来月、
金沢舞踏館が金沢大学で、
日本海のタンカー重油流出事故 に関する踊りを踊るそうで、
音楽の依頼が来ました。
通常ではとても考えられない無理なスケジュールなのですが、
受けるつもりです。

何かのシンクロニシティなんですが、もちろん何なのかは判りません。
今は「剥製にされた夏」に集中して、終わったら突貫で作ることになるでしょう。

そういうわけで、今はとりあえず、
剥製にされた夏」、よろしくお願いします。

舞踏公演 「剥製にされた夏」 のお知らせ 

金沢舞踏館・楽道庵ライブ公演 ’06

白榊ケイ 独舞 「剥製にされた夏」
出演:白榊ケイ
音楽協力:舟沢虫雄 衣装協力:吉多陽子

2006年:
11月25日(土)19:30~ 11月26日(日)16:00~
予約¥1500/当日¥1800
会場:楽道庵

この作品にて、白榊ケイ氏は、「夜明け前双つ」から2曲、「緑」から1曲を踊るご予定とのことです。

尚、当日は白榊ケイ独舞以外に、
金沢舞踏館公演「臭いの擬態.2」、
身体的複眼考「見えてきた身体」 講師:関野秀男
の2つがとり行われます。

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追記/補足を読む

今朝 

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雨音で 我に返る

舟沢CD目撃情報 

舟沢はナディッフ系列店にCDを置かせていただいておりますが、
渋谷のナディッフモダンに卸させて頂いておりますので、
他支店にどの程度CDが行っているのか把握しきれていないのですが、
先日、親切な方から、

東京オペラシティ内の系列店に結構置いてあった」

とのメールをいただきました。
ナディッフからは通販でもお取り寄せ可能ではありますが、
東京オペラシティにお立ち寄りの際には、
是非ショップ【ギャラリー5】に足を向けてみて下さいませ。
(情報を下さった方、誠にありがとうございます。)

たちの悪い三位一体 

私は
人付き合いと
孤独と
矛盾が
大嫌いなのだ

ポール・モーリアさん死去 

編曲家/作曲家/指揮者のポール・モーリアさんが、
11/3、死去した。享年81。

小中学生の頃、私はポール・モーリアに夢中だった。
高校生のころから、どことなく、
「ポール・モーリアのファン」というのが恥ずかしいような気がして、
あまり口に出さなくなり、聴く音楽も電子音楽が主体になっていった。

ポール・モーリアといえば、一般には
古臭い手品の「てぃららりらり~」という曲(オリーヴの首飾り)の印象しかないだろうし、ダサい音楽と思ってる人も多い。

私が引け目を感じなくなったのは、「おれも。」の一言だった。
音楽に携わる人間に、「私、ポールモーリア・ファンクラブ入ってました」と言うと、「あ、おれも。」と言われる事が何度もあった。

ポール。モーリアを聴いて、育って、ミュージシャンになった人が、
ことのほか多いのだ。
なんでもポール・モーリアさんはフランス本国では殆ど無名で、あの音楽を素晴らしいと感じるのは日本人とブラジル人に極度に集中しているのだそうだが、
いずれにせよ、ポール・モーリアさんが遺した有形無形の功績は計り知れない。

謹んで ご冥福をお祈りいたします。