謎、バロック、マイク位置 

今、バロック音楽がマイブームなんだけど、
録音が異常に悪いものが多い。
ピリオド楽器がどうとか、
録音年代がどうとかいう話じゃない。
なぜだろう、ものすごくバランスの悪い録音が多い。
マイキングが悪いのだ。
楽器編成が“非~音響的”な時代だったり、
当時の演奏会場(つまり考慮された残響)が今と全く違うものだったり、
通常の録音の技術と経験が通用しなかったりして、
“バロック音楽専用の録音の技術と経験”が必要なのだろうか?
色々考えてはみるが、実際のところは判らない。
なぜだろう。バロック以外ではこういうことは滅多にない。
現代音楽でも、セリーだろうが何だろうが、
マイキングが致命傷になってるものは殆どない。
バロックだけだ。これが起きるのは。

「うわぁ‥この楽器編成で、その楽器に、
そんなマイクをそんな距離で置いて録音するか‥
こりゃNGだろー‥録り直しだろー‥」

‥という音。

バロック音楽のアルバムの良し悪しは、
ほとんど録音エンジニアの腕にかかっているらしい。
当時の古楽器かどうかとか、演奏家とか、
録音年代すらほとんど関係ない。
24bitだろうがSP盤時代の録音だろうが、
レコーディングエンジニアの腕前が半分以上を決めるらしい。
だから、知ってる曲の知ってる演奏家であっても、
買ってみないといいアルバムか悪い代物か全く判らない。

‥そもそも、なぜ私の身にバロックブームが来たのか判らない。
しばらく前から、多中心社会や免疫学などの文脈で、
バロックそのものに対する関心は沸いてきていたが、
じつは、2声のインヴェンションですら、聴こうが弾こうが、
しばしは、身体に針金が入ってくるような苦痛を感じてしまう体質なのだ。
いわば体に合わないものに一時的に夢中になってるような状態で、
おもに体に苦痛を感じないもの~ヴィヴァルディとかヘンデルとか~を聴いてるけど、
それにしたって、こんな自分にバロックCDを山のように買い込んでくる日が来るとは。

‥不思議なものだ。
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そういえば少し前、今まで全く気にも留めなかった、
ビーチ・ボーイズ~ブライアン・ウィルソンについて、
突然その“すごさ”が少し判るようになった。
ほんと、人生、不思議なものだ‥

‥とか思ってたら、CD通販でずいぶん前に注文してたものが、
「商品が全部そろったので送ります」、というメールが来た。
ジョージ・クラムやジョン・ケージやオウテカや、
パーシー・フェイスやハロルド・バッドなどの、
“いつも聴いてるようなCD”がもうすぐごっそり届く。
‥ちょっと最近、CD買いすぎかもしれない…

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