冬の明朗 



枯れた紫陽花の複雑な枝の構造に感動し、
枯れたススキの茫漠と空に溶け込む様に感動している。

そこに自らの心象を投影するでもなく、
そこに春の萌芽を見るわけでもなく、
ただただ、衰滅と死によって露わになる、
形態の構造に感動している。

緑を失った植物が時として見せる、
この圧倒的な明朗さは何なのだろう。

私(たち)も、これからの衰滅にあたり、
この奇妙な朗らかさに、たどり着けるのだろうか。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mushiof.blog45.fc2.com/tb.php/580-6ecddca2