チラシ、手すり文章、回路、当日、+バッジ 



チラシと呼ぶのか、フライヤーと呼ぶのか、DMと呼ぶのか。
ライブの告知用に、ハガキサイズの紙を作る。
呼称を考えるのが面倒なので、ここでは「チラシ」とする。

チラシのイメージを考えるのは、
いま発生したばかりの台風の進路を予想するのに、
少し似ている。
いま「次のライブはこんな感じになるだろう」とイメージしても、
そのライブは数ヶ月後である。

出来上がったイメージを目の前に紙で置いて、
ぼちぼちとリハを始めるのだが、
くっきり・かっちりとイメージを固め込んでおくのもライブっぽくない。
だが、イメージを電子回路に組んでおかないと、
こういうものはそもそも音すら出ないので、
当日目がけて回路を組んでいく。

そして、毎回、1週間~数日前には、
今回どのようなことをやるのかを「手すりのような言葉」として書いて、
これも紙にプリントアウトしておく。
当日配るためだ。
(初期には言葉はなかったが、舟沢の坐禅の師匠に書いてみてはどうかと勧められたのは、以前書いた。)


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ここで、数ヶ月前に定着した視覚イメージと、
数日前に定着した言語イメージが出来上がる。
それでも、当日、何が出るのかは、
やってみないとわからない。
聴いてくださっているお客さんの気配でも変わるし、
当日のスピーカーの共鳴周波数でも変わる。

思ってもみない音が出ることだってある。

数日前に出来上がった言語イメージは、
「数日前の台風の進路予想」に、少し似ている。

イメージは数ヶ月前に出現する。
言語は数日前に出現する。
それでも当日は、何がどうなるかわからない。
当日の音との“ずれ”は、完全にはなくならない。

当日の音は、来ていただいて、じっと聴いてくださる方々と共に、
その場で作っているようなものだ。
ライブだし。

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視覚イメージを作り、回路を構成し、言語イメージを作るわけだが、
今回、チラシ用に作った「円相」が、ことのほかよくできた。
(円相は自作し、優秀なデザイナーさんにお渡ししてチラシを作って頂いた)

あらかじめ作るものが増えれば増えるほど、
当日出る音とイメージがずれるリスクが増えるわけだが、
寝入りばなに突然、非常にはっきりとした「バッジイメージ」が沸いたので、
大慌てでデータを作り、インターネットを通じて、作ってしまった。

元型ドローンVol.16 円相バッジ


突発的・かつ明瞭に完成形が思い浮かんだときは、
作るべきかどうか悩むより作った方が良い、と判断した。
「これではちょっと色が濃いか?いや、数年経ったらちょうど良くなるはずだ」、
という、咄嗟の逆算通りの仕上がりである。
(ここでも私は、予想して逆算している。それでも当日、何が起こるかは、わからない。)

売るか。(売るにしては少なく作ったので原価が高い‥)
当日お配りするか。(その場合は開封の音がライブの妨げとなるため、こちらで袋を開け、むき出しの状態でお渡しすることになるでしょう‥)

‥今から考えます。
------------ 以下告知 ------------

舟沢虫雄 電子持続音ライブ
「元型ドローンVol.16」
2018年10月28日(日)18:00 Start
¥1500

会場:東京 六本木 ストライプハウスギャラリー
東京都港区六本木5-10-33-3F [地図]

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